Yamaguchi, Yoshiko Soprano

山口 佳子 (やまぐち よしこ)  ソプラノ

東京都出身
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。 同大学院修士課程修了
学部3年次に安宅賞受賞。 同声会新人演奏会に出演

第10回世界オペラ歌唱コンクール<新しい声2003>アジア予選において優秀者として選出され、同年10月ドイツで開催された本選出場2004年には同コンクールのマスタークラスに招待された
第37回日伊コンコルソ入選

2002年アミーチ・デッラ・リリカ オペラ公演「奥様女中」のセルピーナで、イタリアのバス歌手 マリオ・マッティオッティ 氏と共演、好評を博す

2004年1月  モンテプルチア- ノ国際芸術祭オペラ 東京公演  「ディドとエネアス」 ( セシオン杉並)エネアスに出演

2005 年2月 藤原歌劇団公演<ラ・チェネレントラ>のクロリンダ役で藤原歌劇団デビュー

2005年夏にはイタリア・ペーザロで行われるロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの 「アッカデミーア・ロッシーニアーナ」に参加。 アルベルト・ゼッダ氏の下で研修を積み、若手の登竜門として知られる「ランスへの旅」の公演にコルテーゼ夫人役で出演を果す

2005年11月 イタリア・ミラノ留学

2006年イタリア・オルヴィエートの第 11 回国際声楽コンクールにて「ラ・ボエーム」のムゼッタ賞受賞、同市歌劇場の公演に同役で出演

2008年夏、 IKO トスカーナオペラフェスティヴァルにて「カルメン」フラスキータ役で出演

2008年冬 サントリーホール・ホールオペラアカデミー公演「ラ・ボエーム」のムゼッタ役

2009年秋 ミラマーレ・オペラ公演「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役など

オペラでは上記のほか「コシ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、「こうもり」のアデーレ、「愛の妙薬」のアディーナ等を演じ、国内外で活躍する他、アンダースタディ及びカヴァーキャストとして藤原歌劇団公演「ロミオとジュリエット」「ラ・トラヴィアータ」、ラ・ヴォーチェ公演「ルチア」「ドン・キショット」、サントリーホール・ホールオペラ「ラ・ボエーム」など数々の公演に参加している

コンサートでは、2000年2月ハリーナ・ツェルニ=ステファンスカ氏監修による東京芸術大学ショパン全曲演奏会にソリストとして出演、演奏機会の少ないショパンの歌曲を演奏、また、2003年2月には仙道作三氏作曲「交響詩・利根川322」の初演にソプラノ・ソロ ( 水の精)として出演、再演も重ね、仙道作三「現代俳句による十七の歌」の CD 録音にソリストとしても参加している

2009年秋に帰国。 最近では小学校におけるワークショップやコンサートなど、教育的活動にも積極的に取り組んでいる。

染谷知子、中澤 桂、木村宏子、大島洋子、畑 和子、五十嵐麻利江、 W. モーア、 D. マッツォーラ、 M. グリエルミ、 W. マッテウッツィの諸氏に師事。

藤原歌劇団団員、日本ロッシーニ協会会員、サントリーホール・ホールオペラアカデミー・メンバー、アミーチ・デッラ・リリカ会員