原　くにこ （はら　くにこ）　ソプラノ

国立音楽大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻オペラコース修了。
二期会オペラ研修所修了。

畑和子、中畑和子、福嶋敬晃、M・グリエルミ、D・アニョレットの各氏に師事。
O・W・コロ、G・トゥッチ、故H・ベーレンス各女史の特別マスター・クラス・ディプロム修了。

第24回イタリア声楽コンコルソ入選。
第5回日本モーツアルト音楽コンクール入選。
第41回西日本出身新人紹介演奏会において審査員奨励賞を受賞。
「ART OF MUSIC AWARD 2005」日本音楽芸術賞 名演賞において、イタリア音楽表現特別賞を受賞。

オペラでは、『魔笛』パミーナ役でデビューした後、『フィガロの結婚』スザンナ、『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『椿姫』ウ゛ィオレッタ 等に主演し、常に好評を博している。
また、W・A・モーツァルト、G・フォーレ、G・ウ゛ェルディ作曲『レクイエム』のコンサート・ソリストを務める。

国内はもとより、2000年のウィーン、ホーレンダー・カリックス音楽事務所のオーディション合格を機にヨーロッパでの活動を開始する。
2002年同事務所主催「才能ある歌手のためのマスター・クラス」に参加、ハイ・リリック・ベルカント・ソプラノとして高い評価を受け、その推薦によりウィーン、ザルツブルグ、ハンガリーなどで演奏を行う
。2008年草津国際夏期音楽祭では、皇后殿下の御前にて御前演奏の栄誉を賜った。

二期会会員 　アミーチ・デッラ・リリカ会員