BORRONI, Virginia pianista
 
 

ヴィルジニア・ボローニ  ピアノ  

 


ミラノ生まれ

幼少の頃からピアノを始め、ミラノのヴェルディ音楽院でピアノを専攻
さらに声楽の勉強をする

その後ピアニストとして、多くの優秀な歌手達の伴奏をするかたわら、「椿姫」「ボエーム」 「友人フリッツ」「パリアッチ」等を歌って、歌手としてもキャリアを積んでいる

指揮者としても、ミラノスカラ座研究所、ヴェルディ音楽院で、たくさんの歌手のために
主にスパルティート(オペラスコアを通す)の先生として教鞭を取る

その後ミラノ音楽院では声楽の主任教授として発声法とオペラの指導をしていた

また彼女は十代の若い時から作曲を始め、少年少女のためのオペレッタを4本作曲
しているが、それらは大変好評で、今でもしばしば上演されている

マッジョーレ湖ほとりのイントラに移り、そこでも新たにコンサート活動をしながら指導を続けた

1988年2月初来日以来、毎年のように来日し畑和子や門下生のリサイタルの伴奏・指導やコンサート「ボローニ先生と共に」に出演

日本での演奏は、アミーチ・デッラ・リリカ発足後、1996年5月の第4回サロンコンサートが最後となった(当時80才)

2003年1月4日没

 
1918/11/13 - 2003/1/4
1996年5月作曲 "Canto di Albino"「アルビーノの歌」直筆譜面