Uehara, Masatoshi Tenore

上原 正敏  (うえはらまさとし) テノール

 

長野県出身 国立音楽大学大学院声楽科オペラコース、
二期会オペラスタジオ第30期修了。
中村健,畑 和子、D.マッツオーラ、V.ボローニ,諸氏に師事。

1989年ニッカオペラ新人コンクール第一位受賞。 
 同年東京ガスオペラ「椿姫」アルフレードでオペラデビュー。
1992年ミラノに留学。 
1993年パドヴァ・イリス・アダミ・コラデッティ国際コンクール第2位、
  パヴィア国際コンクール第3位、サンバルトロメオ国際コンクール第1位・金のオーク賞を受賞。 
  同年ボローニャ市立歌劇場オーディションに合格し、翌年、ボローニャ市立劇場公演
  「十字軍のロンバルディア人」「マクベス」で本格的にヨーロッパデビュー。
1995年に第6回五島記念文化賞オペラ新人賞し、引き続きミラノで研修を行う。
1996年京都オペラ声楽コンクール第1位、ハンガリー・ブタペスト国際コンクール第1位を受賞。
  この受賞は大きな転機となりその後、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ハンガリー国立歌劇場、
  ボローニァ・アレーナ・デル・ソーレ、フィナーレ・エミーリア劇場、ドイツ・オルデンブルグ
  歌劇場などにおいて「ファルスタッフ」「ラ・ボエーム」「ドン・パスクアーレ」「夢遊病の女」
  「リゴレット」「仮面舞踏会」」「愛の妙薬」など多数のオペラで活躍する。

ソリストとしても、ニューヨ−ク・カーネギーホール、ミュンヘン・コンサートホール、
ブラジル・サンパウロオペラ劇場、ミラノ・コンセルバトーリオ・ヴェルディホールなどにおいて、
バイエルン放送管弦楽団、ミラノ・ヴェルディオーケストラ、パルマ・トスカニーニオーケストラなど
多数のオーケストラとの共演コンサートを行う。 

国内でも、1995年サントリーホール公演「リゴレット」で、レナート・ブルゾンと歌い絶賛され、
1996年同ホール公演「6テノールコンサート」に唯一日本人として出演。
2000年夏帰国。
2001年二期会「ファルスタッフ」フェルトン役を好演し、日本での活動を本格化する。
2003年二期会公演「バラの騎士」に出演。
 
二期会会員。 アミーチ・デッラ・リリカ顧問。