東京藝術大学音楽学部声楽科卒。

ロータリー財団国際親善奨学生として、イタリア・ミラノ音楽院に学ぶ。

1993年 "A．I．D．M．Music　Association"主催
「ルーマニア国立コンスタンツァ歌劇場におけるマスタークラス」
で注目、抜擢されて「蝶々夫人」タイトルロールで同劇場にデビュー。
以来「トロヴァトーレ」「仮面舞踏会」「オテッロ」など同歌劇場の主要な
レパートリーで度々客演。

国内外の多数のオペラ、日本における原語初演「オリー伯爵」、
第二十四回イタリア・モンテプルチャーノ国際芸術祭オープニング公演
「ジャンニ・スキッキ」、同芸術祭東京公演「ディドとエネアス」等に出演。

オペラ以外にも、ジョルジュ・エネスク・フィルハーモニー交響楽団公演　
第九ソロ（ブカレスト／アテネ音楽堂）、ヘンデル「メサイア」
ロッシーニ「小荘厳ミサ」など宗教曲のソロ、FM放送におけるリサイタル（ミラノ）、
デ・アゴスティーニ社（イタリア）の「不朽の名曲」シリーズCD録音に参加するなど
歌曲演奏に活躍。クラシック・ギター、フルートとのトリオ演奏にも取り組む。

　1999年より＜ピッコロ・グランデ・コンチェルト＞主宰。
こどもとおとなのコーラスによるチャリティコンサートなどを毎年開催。
クリスマスコンサート「メサイアをうたおう」は好評を博し、
（2001〜2005東京山手教会、2006〜2007聖路加国際病院聖ルカ礼拝堂）
７回目を数える。
プロの演奏家、こども、合唱経験者、未経験者・・・さまざまなメンバーがうたうことで
癒され、小さな社会貢献をする場となっている。

　 同企画公演のほか、みなとみらい小ホール「２１世紀の子供たちに贈る〜
音楽の捧げもの〜チャリティコンサート・ルーマニアの子供たちへ楽器を贈る」、
神奈川県立音楽堂「第五回ロータリー財団学友音楽会〜
音楽が結ぶ心のきずな〜トーンチャイムを地域の福祉施設に贈る
チャリティーコンサート」、
横浜市開港記念会館「第七回ロータリー財団学友チャリティー音楽会
・心にかける橋〜ボスニア・ヘルツェゴビナの子供たちへ〜ボスニア・ヘルツェゴビナ音楽療法サポートプロジェクト２００５」、　
東京オペラシティ近江楽堂「ぺシャワール会主催／チャリティーコンサート」
などのチャリティーコンサートに企画の段階からかかわり、出演。

　 聖心女子専門学校保育科講師。保育者を志す学生にうたうことの楽し
さを教えている。

　 地元東京都中央区に発足した「中央区第九の会」には、合唱指導者お
よび実行委員として関わる。

　 アルト歌手、名教師でもある畑和子を中心としたオペラグループ、
アミーチ・デッラ・リリカには、創設当時から関わり、同団体の多数のオペラハイライト、サロンコンサートに参加。同会員。