中国琵琶について
中国漢代(206B.C.〜220A.D.)に中央アジアから中国に伝わり、歴代の音楽家が構造上の改良を加え、作曲や演奏技巧上の改編により琵琶は完全に中国化した。
初めは宮廷宴楽の胡楽jとし現れ、以後中国本土の伝統音楽に溶けこんだ。
中国に伝わった頃は頚部の四柱のみで「品」(フレット)がなく、のちに演奏技巧の多様化、複雑化にともない「棺」(柱)と「品」の数が増えた。現在、中国には次の5種類の琵琶がある。
@漢族北方琵琶
六相(頚の柱)二十四品(胴のブレジト)、音域は4オクターブ、オーケストラや独奏用、独奏曲には文曲(優美、情緒的)、武曲f雄大な力と戦闘場面を表現)、大曲(文曲と武曲を兼ね合わせたもの)の3種がある。
A漢族南方琵琶
四相十品、音或は2オクターブ半、小型。
E南方納酉族琵琶
オ−ケストラ用。
Cチベン族琵琶
女性がうたいながら踊り、男性が伴奏しながら踊る。
E價族
伴奏楽器、大・中・小各型。
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